ヘアケアアドバイス

ダメージの改善方法

現代のお客様の髪はパーマやカラーを繰り返し強い紫外線やこてなどでかなりのストレスを受けてい

ます。しかしパーマやカラーはヘアスタイルをデザインするうえで必要なものですし、ドライヤーやアイ

ロンなどもスタイリングするときに必要になってきます。ダメージした毛髪は決して元に戻ることはあり

ません。


最善の方法は切ることしかないのです。


ですが、現代の科学においてトリートメント技術が大変向上しています。元に戻すことはできませんが

限りなく健康に近い状態にすることは可能です。そのために必要なものは “たんぱく質(ケラチン、

ラーゲン、シルク)” “CMC” “キトサン” “油分” “ph調整”などです。


まず、内部補修として、たんぱく質で結合を強くします。


もちろん髪はたんぱく質で出来ているので重要です。ケラチンはハリコシをだし、コラーゲンはやわら


かく、シルクはしなやかに出来ます。


内部結合を強くしたらその結合をCMCという油分で接着剤のようにくっつけます。
(キューティクルをくっつけているのもCMCです)

そしたら抗酸化作用、収斂作用のある(ポリフェノールなど)もので収斂させ髪を疏水に近づけます。
疏水とは適度に水分を外に出そうとすることで健康な髪は疏水状態にあります。

その後キトサン等によりキューティクルを補修し、オイルで油分を補います。


これらはサロンのトリートメントでしかできません。ダメージレベル、髪質などをみて選択する薬剤が変


わります。サロンで修復した髪をホームケアで維持していくのが理想です。



しかしながら最初からダメージさせないようにするほうが最も理想的といえます。傷まないようにパー


マ、カラーを施術する、家での手入れをきちっとすることが重要なのではないでしょうか?

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