シャンプーやトリートメントはいろんなメーカーからいろんな種類がでていますね。しかし世の中に万人に良いシャンプーは存在しません。その人その人髪質や頭皮の質に違いがあるためです。
例えば油しょうの方に傷んでいるからといってしっとりするシャンプー、トリートメントを使うとさらに脂っぽくなり渇きが悪くべたついてしまいます。
やはりその人にあったシャンプー、トリートメントを使う必要があります。
しかし、強いて言えばシリコン(ジメチコンなど)が入っていないシャンプーがいいでしょう。
シリコンは髪をコーティングして滑りをよくしてくれますが、次第に剥がれていきその剥がれた上にまたシリコンでコーティングすると剥がれているところと剥がれていないところに溝ができ表面がでこぼこになります。
すると手触りがざらついて指通りが悪くなります。さらに剥がれるときにキューティクルを一緒に剥がしてしまうのでどんどんダメージがすすんでいってしますのです。
なので出来るだけノンシリコンをお勧めしますが市販品にはなかなか無いかもしれません。
また、界面活性剤に何を使っているかというのも大事なポイントです。
最近ではいろいろでていますが一般的に石油系、植物由来、アミノ酸由来、無添加系などがあります。
どの活性剤にも善し悪しがあり一概には言えませんが市販されているものの多くは石油系です。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩などがそれにあたります。これは洗浄力が強く頭皮の汚れは一番落としてくれますが強すぎて落とす必要がない油分まで落としかねません。
また髪の汚れも溶かして落とすので少なからず毎回使う中でダメージにつながります。その強さを補うように保湿剤やシリコンを入れてあります。
したがって石油系は悪いとは言えませんがあまりお勧めできない活性剤です。
植物由来、アミノ酸由来のシャンプーはやさしい洗い上がりで特にアミノ酸由来は頭皮にも髪にもいい活性剤です。ただ洗浄力の弱さがネックとなり週に一回は頭皮の汚れを落とすクレンジングシャンプーなどをしたほうがいいでしょう。
無添加系は髪にも地肌にも良くアトピーや肌の弱い方、赤ちゃんにも使えます。油分を溶かして落とすのではなく分解して落としてくれるので泡立ててから少し時間をおきます。
どのシャンプーを選ぶかはその人によりますが安さを取るとあまりいい結果になることはないように思います。
宣伝広告やCMは必ずしもイメージ通りの使用感なるとは限らないとおもいます。
口コミや宣伝に頼りすぎずいいと思ったものを一度使って実感してから決めてもいいのではないでしょうか?